ケーススタディ:脚長差で土踏まずに左右差があるA様

東京を中心にパーソナルトレーナー・理学療法士として活動しています、村田育子です。


現在「脚長差(脚の長さの左右差)」についてシリーズで解説中(シリーズ目次)。


前回は、脚長差があると足部、特に足のアーチ(土踏まず)にも左右差が出てくるよー、というお話をしました。(こちら


本日はそれを踏まえ、脚長差が原因で足に痛みが出たクライアントA様の事例を紹介したいと思います。


土踏まずの高さが左右違うかも・・・長時間歩くと足が痛くなる・・・そんな方に読んで頂きたい内容です。



【目次】


1.A様には1cm弱の脚長差があった


2.インソールで左足の痛みが出てしまった


3.現在のAさまの左足


4.まとめ



1.A様には1cm弱の脚長差があった

まずA様の脚長差ですが、右脚が短かったです。


5㎜~10㎜の差でした。


脚長差の原因は、子供の頃からの立ち方の習慣でした。

(ヒューターホルクマン現象による)


右重心左休めで立つ癖。



子供の頃から立つときはいつもこれだったそうです。。。




前回の記事(こちら)では、長い側の土踏まずが潰れるケースが多いとお話しましたが、


A様も例外なく、長い側の左足の土踏まずがペシャコンと潰れていました。



このように左足のアーチ(土踏まず)を潰すことで、


実質的な骨の長さ・大きさには変化はありませんが


機能的に左脚を短い状態にして、右脚との帳尻を合わせているのでした。




加えて左はつま先を内に向ける癖もありました。

(それに伴い左距骨の内旋がそれはもう強い状態で汗汗。)


このとき、実は左足には特に痛みはありませんでした。


左ひざと左腰(仙腸関節)に痛みを訴えておられました。




2.インソールで左足の痛みが出てしまった

A様には短い方の右にインソールを使うことをお勧めしました。


短い右脚に「シークレットブーツ作戦」であります。


このシークレットブーツ(ヒールパッド)を使うことで


A様がずっと悩んでいた左ひざ、左腰(仙腸関節)の痛みはどんどん良くなりました~!


よっしゃー\(^o^)/


そしてそれと同時に左足がどんどん痛くなりました~!





って、えーーーー(;゚Д゚)



いやー、でも実はヒールパッドを渡す時点で薄々ヤバいかなぁと思ってたんですよね汗。


A様には5mmのヒールパッドをお渡ししたんですが、


「半年とか1年後にヒールを高く変更しなくちゃいけないかも」


と言ってお渡ししました。


なぜなら左足のアーチが壊滅的に潰れていたからです。


ヒールパッドを使用することでこの壊滅的に潰れた左足の骨配列がもし自然に整ってきてくれたら


これは左脚が全体として「機能的に長くなる」ことを意味するので、


右のヒールパッドをより高く変更しなければならない、ということを私は心配したからです。




・・・ちょっと複雑ですよね汗。


簡単に言うと、


左脚が長い


→左の土踏まずを潰して対応していた


→右ヒールを入れる


→左の土踏まずを潰さずに済む


→左の土踏まずが正常化するかも


→左脚が機能的にさらに長くなるかも


→右のヒールの高さが足りなくなるかも


ということを心配したんですね、私は。





で、私のポジティブな予想に反してですね。


インソールによって左の土踏まずに適正に体重が乗るようになると、


壊滅的に潰れていた左の土踏まずは修正される前に


痛くなっちゃったんですねーーー(+o+)






3.現在のA様の左足

A様の左足の痛みはとりあえず改善傾向。


騙し騙しでも根気強くヒールを使って適正に左足に体重を乗せる習慣を作ったこと、


足首のエクササイズ、


そして何と言っても日常での立ち方の癖を意識的に頑張って直したのが効いているのだと思います。


右重心左休めにしないとか


左つま先を内側に向けない、とかね。



足首も大丈夫になってきたし、ひざと腰の痛みもほぼないまま経過しています。


よっしゃー\(^o^)/ですね。


しかし、修正点はまだまだたくさんあるので、継続してサポートさせて頂く予定におります。


A様よろしくお願いします(^^)/


4.まとめ

・A様は左脚が長く、左のアーチを潰していた

・左内股の癖もありアーチ潰れ方は壊滅的だった

・右ヒールパッドで左に適正に荷重が乗るようにした

・すると壊滅的に潰れた左足は耐えきれず悲鳴をあげた

・しかし根気強くヒールを使い、立ち方の癖を修正し、現在は左足の痛みは改善傾向、イエイッ



本日は以上になります。


お読み頂きありがとうございました。


この記事があなたの身体を少しでも改善するヒントとなりますように!



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