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脚長差は四十肩の原因となるのか?

  • 執筆者の写真: 村田育子(Ikuko Murata)
    村田育子(Ikuko Murata)
  • 2021年7月7日
  • 読了時間: 4分

更新日:7月2日



「痛みなどの身体のトラブルの解決・予防」


をコンセプトに


パーソナルトレーナーとして活動しています、


理学療法士の村田育子です。


「姿勢改善」「ボディメイク」を得意としています^^





本日は「脚長差は四十肩の原因となるのか?」


というテーマでお話してみたいと思います。

理学療法士のいるジム(東京)パーソナルトレーニングで予防とボディメイク

同じ内容を You tube でもアップしています。





【目次】


1. 脚長差は四十肩の原因となるのか?


2. 四十肩が生じるメカニズム


3. 脚長差が四十肩の原因となる理由


4. 脚長差が原因で生じた四十肩への治療戦略


5. まとめ





1. 脚長差は四十肩の原因となるのか?

脚長差が四十肩の原因になる可能性は


十分にあり得ます。



脚と肩では部位が少し遠いですが


切り離せない問題であることは事実です。





2. 四十肩が生じるメカニズム

四十肩は「肩関節周囲炎」と言い


その名の通り


肩の周囲に「炎症」が起きること


を言います。



「炎症」とは


組織に何らかの「ダメージ」


があったときに起こる反応です。




つまり


「肩に炎症が起きている」ということは


肩関節に何らかの「ダメージがあった」


ということです。


理学療法士のいるジム(東京)パーソナルトレーニングで予防とボディメイク


ですが肩関節周囲炎は大抵


「外傷のような明らかなダメージ」


が原因で生じることは少ないです。



では何がきっかけで炎症が生じのるか?


と言うと


日々繰り返される「微細なダメージ」が積み重なり


炎症を引き起こすと言われています。



痛みを感じない程度の小さなダメージが


積もり積もって


ある日爆発して炎症が起きる…


そんなイメージです。






3. 脚長差が四十肩の原因となる理由

「四十肩の原因は日々の微細なダメージである」


ということが分かったところで


なぜ脚長差が四十肩の原因になるのか?


について考えていきます。




脚長差があると骨盤が傾きます。



さて。


骨盤が傾いた状態で


左右の肩の高さを水平に保つことは


はたして可能でしょうか?



骨盤が傾くと腰が歪み


その歪みは胸椎、肩甲骨まで波及します。

理学療法士のいるジム(東京)パーソナルトレーニングで予防とボディメイク

骨盤と背骨、肩甲骨はつながっています。


骨盤が傾いた状態で肩を水平に保つのは


至難の技ですよね。


つまり


脚長差は骨盤を傾け


「肩の高さの左右差」を生み出すということです。




詳しくはまたいつかお話しできればと思いますが


肩の高さの左右差があると


高くなっている方の肩は


常に内転位を強制されたり


アウターマッスルモリモリになりがちだったり


低くなっている方の肩は


上腕骨頭が前下方へ不安定になったり…などなど


正常から逸脱したポジションや動きとなってしまいます。


まさにこれが日々日常で繰り返される


「肩への微細なダメージ」なのです。





4. 脚長差が原因で生じた四十肩への治療戦略

四十肩への治療において


肩や胸郭へのアプローチはもちろん必須です。


しかし、脚長差によって骨盤が傾いている場合hs


インソールなどで脚長差を補正することも


重要となってきます。



いくら肩や胸郭に上手にアプローチしたとしても


土台(骨盤)が傾いていたら


効率が悪い…というか


むしろ根本的な問題は解決されないからです。



脚長差を補正しつつ


肩にアプローチすることが重要です(^^)/





5. まとめ

・四十肩は微細なダメージの積み重ねで起こる


・肩の高さの左右差は微細なダメージを与える


・脚長差は骨盤を傾け肩の高さの左右差を生む


・つまり脚長差は四十肩の原因になり得る


・四十肩に対しても脚長差の対応は重要である





本日は以上です。


お読み頂きありがとうございました。


この記事が皆さまの健康の一助となりますように(^^)/




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