臼蓋形成不全の人がしてはいけない立ち方3選 ~脚長差が併発しているならなおさら~

東京を中心にパーソナルトレーナー・理学療法士として活動しています、村田育子です。


現在「脚長差(脚の長さの左右差)」についてシリーズで解説中(シリーズ目次)。


前回までは脚長差と股関節痛の関連についてお話してきました。


本日はそれに引き続き、股関節の代表的な問題「臼蓋形成不全」について触れていきたいと思います。



【目次】


1.臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)とは何か?


2.臼蓋形成不全の人がやってはいけない立ち方3選


3.臼蓋形成不全に脚長差が併発していたらどうなるか?


4.まとめ



1.臼蓋形成不全とは何ぞや?

「臼蓋(きゅうがい)」とは臼(うす)と蓋(ふた)という名の通り、股関節のソケットのことを言います。


この図の骨盤側の「cup」の方ですね。


で、これの「形成不全」なので「形が完全ではない」という意味です。


簡単に言うと「股関節のソケットが浅い」ことを言います。


で、このソケットが浅いとどうなると思いますか?


ボールのはまり、悪くなりそうじゃないですか?



・・・なりますよね。


これは前々回の記事に書きましたが、ボールは不安定になると「斜め上」に抜け出る傾向があります。


これに加え、このボールは「斜め上」だけでなく「前方」にも不安定になりやすい傾向があります。


これは、股関節のソケットは少し「前方に向いている」ことが理由です。



臼蓋形成不全の人は、ソケットが浅いため真っすぐ立っているだけで股関節には「斜め上・前方」の脱臼方向に力がかかります。


この臼蓋形成不全、悲しい事実ですが日本人の女性に多めです涙


(かくいう私も浅めです・・・涙。)




2.臼蓋形成不全の人がやってはいけない立ち方3選

臼蓋形成不全があると、股関節のボールは「斜め上・前方」に不安定になりやすいということが理解できたところで、


臼蓋形成不全の人がやってはいけない立ち方について考えていきましょう。


ってもう、これ、答え言っちゃってますが笑


答えは、


ボールに対して「斜め上・前方」に力がかかる立ち方はダメ!絶対!


となります。




ということで、具体的に行ってみましょう!


1)片脚重心の休め姿勢



例えばこの写真のように右重心左休めとしましょう。


右の骨盤は高くなり、股関節は内側に入ります。


右股関節のボールは斜め上に抜けますね。


ダメです。絶対。はい。



2)ヤンキー姿勢

ヤンキーじゃなくても、若い女性にも多いですよね。


股関節のボールは前に抜け出ます。


はいダメー。



3)寄りかかり姿勢


キッチンのシンクに片方の骨盤を押し当てて安定させて長時間のみじん切り・・・。


結構あるあるです。


これはもう説明はいらないですよね?


はい、ダメ、絶対!



3.臼蓋形成不全に脚長差が併発していたら?

と、ここまでで、臼蓋形成不全の人がやってはいけない立ち方を学んだところで、臼蓋形成不全に脚長差が併発していたらどうなるかを考えてみましょう。


脚長差があると、ちゃんと真っすぐ立つように意識していても、デフォルトで骨盤が傾いているっていう・・・涙↓。



デフォルトでこれで、ここにカップの浅さがあり、さらにこれに悪い立ち方の癖が組み合わさったら・・・・OMG!


・臼蓋形成不全で抜けやすい


・脚長差でさらに抜けやすい


・立ち方の癖で自ら抜かしにかかる


3拍子揃ってしまいました。


トドメが刺されましたね。


こうやって斜め上にボールがズレると、自然に前方にもズレてきます。

(ちょっとはしょりましたが、そうなんです笑)


こうなると股関節の変形は一気に加速していくのはイメージができますよね。



脚長差に対しては、特に臼蓋形成不全が併発しているなら、ヒールパッドで骨盤を水平にすることがやはり大事です。



4.まとめ 

・臼蓋形成不全とは股関節のカップが浅いことを言う

・臼蓋形成不全があるとしてはいけない立ち方3選

 ①休め姿勢

 ②ヤンキー姿勢

 ③寄りかかり姿勢

・臼蓋形成不全に脚長差が併発すると股関節の変形の進行は速い

・臼蓋形成不全と脚長差があるならやっぱヒールパッドは大事よね




本日は以上になります。


お読み頂きありがとうございました。


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