【筋肉/関節のトラブルに対する解決・予防の考え方を発信しています】
こんにちは。パーソナルトレーナー・理学療法士の村田育子です。
現在「脚長差(左右の足の長さが違う)」について解説中(シリーズ目次)。

本日は「骨折で脚の長さに差が生じるのか?」というテーマで解説していきたいと思います。
・脚を骨折したことがある方
・骨折したことがあり脚長差が心配な方
に是非読んで頂きたい頂きたい内容です。
【目次】
1.脚を骨折したら脚長差が生じるのか?
結論から申しますと
脚長差を生じる可能性は大いにあると言えます。
2.骨折によって脚長差が生じるメカニズム
クッキーを想像してみて下さい。

これを真ん中で折ってみます。

骨で言うところの「骨折・転位(ズレる)」です。
で、くっつけてみます。

これ、1mmも狂わずに元の長さと同じにできてるでしょうか?
はたまた、複雑骨折させてみます。

で、くっつけてみます。

1mmも狂わずに元の長さと同じにできるでしょうか??
難しいです。
こういうことです。
もちろん手術したとしても、です。
これが骨折すると脚長差が生じるメカニズムです。
とっても単純な話ですー。
3.骨折によって脚長差を呈した症例
私の臨床経験からお一人、紹介したいと思います。
30代女性。
お悩みは腰痛、肩こり、脚全体の慢性的な痛み、全身の疲れやすさ、脚長差。
なんとお悩みの一つに脚長差が。
トラブルの原因は脚長差と既に自分で感じてらっしゃって、しかしそれをどう対処したら良いか分からない、とのことでした。
そして脚長差の原因も「骨折」と分かっておられました。
数年前にバイク事故で太ももの骨(大腿骨骨幹部)を粉砕骨折されたそうです。
太ももの外側には大きな手術の傷跡(T_T)
全身いたるところを挫滅したりで壮絶な入院生活だったとのことです。
あのね。
脚長差なんかよりね。
生きてて良かったですよ。
と、ではではと脚長差を含め全身をチェックしていきます。
はい、ご本人がおっしゃる通り、
骨折した側が明らかに短い。
2cm程の差があった記憶があります。
これだけの差があると、ご本人のおっしゃるような全身の疲労感に繋がってしまうのも頷けます。
脚の長さが違う分、全身で何とか帳尻合わせして負のループに入って抜け出せない、そんな印象でした。
お悩みだけ聞くと不定愁訴感が満載ですが、
論理的に脚長差が原因なのは明らかだったケースでした。
この方には短い側にインソール(ヒールパッド)の使用をお勧めしました。
今まではご自身で適当な高さのヒールを使ったり使わなかったりしていたとのこと。
セッションでは立位・歩行のチェックからヒールの高さを確定させて頂きました。
高さのあったヒールパッドの使用で症状はいくらかやわらいだ、という症例でした^^
このように脚を骨折したことがある方は、脚長差を生じている可能性が否定はできません。
一度チェックしておくと良いと思います。
なければないに越したことはないですし~。
4.まとめ
・脚を骨折すると脚長差が生じる可能性は高い
・脚長差は放置すると身体の至るところのトラブルにつながる
・骨折したことがある方は脚長差チェックはマストであーる
お読み頂きありがとうございました。
この記事が誰かの身体のトラブルの解決の糸口となりますように。
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