事例紹介 S様の腰痛① ~腰が真っすぐじゃない~ 

こんにちは!


東京でパーソナルトレーナーとしても活動中の理学療法士、村田育子です。


本日は前回紹介した「左肩こりでお悩みのお客様」の続編です。


S様は肩こりに加え腰痛がありました。


今日はそんなS様の腰痛を解説していきます。

(長くなるので何回かに分けます。)


今日の記事は「腰痛」特に「片側の腰痛」にお悩みの方、


加えて「片方のひざが痛い」など「身体の左右差」にお悩みの方にもお役に立てる情報になるのではと思います。



目次

1、S様の症状


2、S様の腰の骨の配列


3、S様の腰にはどんなストレスが?


4、S様の腰が右に曲がっている原因は?


5、S様の骨盤が傾いてる原因は?


6、まとめ



1、S様の症状

S様いわく


「腰はそこまで痛くない」


です。




えっ・・・(;・∀・)


ってなりました?


ちょ、ちょっと待って下さいね汗。


S様は15年程前、仕事中 床に落ちた注射器を拾おうとしてぎっくり腰になって以来(S様は看護師さん)草むしりなどで負担をかけると腰が痛くなる・・・けど、そんな深刻じゃない。


「あんな何グラムもない注射器を拾おうとしてぎっくり腰になるなんてホント笑っちゃうわ~」


初回のセッションではそんな状態でした。


しかし私からすると、


こ、これは・・・


という状態でした。


痛みがまだ現れていないなら、今のうちに予防しないと、そんな状態でした。


2、S様の腰の骨の配列

端的に言うと、S様の腰は右にカーブしていました。


こんな感じ。腰が右曲がり↓


3、S様の腰にはどんなストレスが?

S様の腰は右に曲がっているため、


腰の右側はつぶれ、左側は開いています。


これは右の腰の関節面には押しつぶされる「圧縮ストレス」がかかり、


左の腰の筋肉や靭帯にはピーンと伸ばされる「伸張ストレス」がかかります。

つまり、右側はグッと押しつぶされて痛くなるリスク、


左側は筋肉がパンパンで張って痛くなるリスクがある。


右にしても左にしても、真っすぐでない限り、どちらも痛くなるリスクがあります。


(ちなみに右脚に神経症状が出ていたら右椎間孔の狭窄の可能性、左脚に神経症状が出ていたら椎間板ヘルニアの可能性が示唆されます。これはまた別の機会に詳しく説明したいと思いますっ。S様は神経症状ありませんでしたし~。)



4、S様の腰の左右差の原因は?

では、S様の腰はなぜ右にカーブしてしまっているのか?


それはとても単純でした。


「骨盤」が右の方が高いからでした。

右の骨盤の方が高ければ、そりゃ誰が考えたって腰は右に曲がるでしょう。


逆に、腰が右に曲がってくれなきゃ「左に傾いてた人」になってしまうので、


柔軟な腰が右に曲がることで「骨盤の傾きに対応してくれている」とも言えます。


例えば、左側の脚が短い木製の椅子があるとします。


椅子は硬いので柔軟に対応できず、左に傾いた椅子になります。


でも人間の背骨は柔軟なので、背骨を右に曲げることで左に傾かずに済む、という訳です。


腰はこうやって対応してくれる代表的な部位であり、結果シワ寄せが来て痛みやすい部位でもあるんですね。


5、骨盤が傾く原因は?

ではS様の骨盤が傾いている原因は何でしょうか?


骨盤が傾く原因はたくさんありますが、


まず一番代表的なのは「脚の長さの左右差」です。


右脚が長ければ右の骨盤は高くなります。


左脚が短ければ骨盤の左側は下がります。


とても単純です。


と、ここまで読むと「脚の長さって左右違うの!?」って思った方もいるのでは。


そうなんです、脚の長さは左右同じとは限りません。


ミリ単位で見てくと、結構な確率で脚長差をお持ちの方がいます。


S様にも脚長差がありました。


右脚が3㎜程長い。


つまり左が3㎜短い。

そりゃ右側の骨盤の方が高くなる訳です。


(ななななな何で脚の長さが左右違っちゃうの!?という疑問についてはまた別の記事で。ややこしくなるので今日は触れないっ。)




と、ここまで見ると、右にひん曲がったS様の腰、痛そうですよね?


特に右側なんて痛そうじゃないですか?つぶされてます。


でもあんまり痛くなかったんです。


なぜ???


しかも、エクササイズを始めて2ヶ月後くらいに右の腰痛が勃発してしまったのです・・・。




次回の記事では


・なぜS様の腰はそれほど痛くなかったのか?


・なぜエクササイズを始めたら腰痛が出現してしまったのか?


について解説していきます。お楽しみにっ!


まとめ

・S様の腰は右に曲がっていた

・右側の腰には圧縮されるストレスがかかっていた

・腰が右に曲がっている理由は、骨盤が左に傾いているからだった

・骨盤が左に傾いてる理由は、左脚の方が短いからだった

・ところがS様の腰はそんなに痛みを感じていなかった


とりあえず今日はここまで!

次回に続く!(^^)!



お読みいただき、ありがとうございました。

YouTubeでもS様の腰痛を解説しています(次の記事の内容もまとめて)

 →事例紹介:S様の腰痛

この記事があなたの身体を少しでも改善するヒントとなりますように!


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