オペ見してきた!UKA
- 村田育子(Ikuko Murata)

- 2022年9月8日
- 読了時間: 2分
更新日:8月4日
「痛みなどの身体のトラブルの解決・予防」
をコンセプトに
パーソナルトレーナーとして活動しています
理学療法士の村田育子です。
「姿勢改善」「ボディメイク」を得意としています^^
今日は日記、備忘録です~。
今日は膝の手術(UKA)を見学させてもらいました。
なかなかタイミングが合わず
やっと見学するチャンスができました。
先生、本当にありがとうございました。
【手術手順】
患者さんは仰向け。
膝の前方からメスが入る。
術側の膝を深く曲げて、機械で固定される。
変形した関節面が露出される。
この変形した関節面を
電動ノミ?というのでしょうか、
工具で大腿骨・脛骨側ともにスライスして取り外す。

スライスした部分に
人工関節をセメントで取り付ける。

↑イラストでは膝の全体が人工関節に置換されていますが
私が見学したオペでは
一部の関節面(内側)のみ
人工関節に置換する術式でした。
(UKA:Unicompartmental Knee Arthroplasty)
最後に傷を縫合してオペ終了です。
まず実際の膝を見ての第一の感想は
「膝は深く曲げるとほぼ脱臼してる」
というのは知ってはいましたが
「わぁ~ほんとに脱臼してる~」
でした( ゚Д゚)
変形した関節面(スライスして取り除かれた部分)を
実際に触らせてもらいましたが
それはもうしっかりと軟骨は削れて無くなってました。
一部の軟骨はもうゼロ、骨が露出していました。
しかし、それでも私の想像より綺麗でびっくりしたんです。
もっとゲジゲジにすり減っているのかと思っていましたが
なだらかーに、つるんとキレイにすり減っていました。
そして人工関節の迫力に驚き。

ギンギンのメタルを体内に挿入!
ってやっぱり何ともなぁ…と
目の当たりにして改めて感じました。
変形が重度に進んだ方の最後の選択肢として
人工関節は非常に有益です。
が、ギンギンのメタルの迫力に圧倒され
やはり可能な限り自分の関節で一生を終えたいものだな
とも感じました。
そうあれる人が一人でも増えるよう
尽力したいと思うとともに
自分のO脚も頑張って直さないと汗汗
と切実に恐怖に震えた、そんな1日でした。
今の時代はありがたいことに
YouTubeでもどんな手術かある程度は勉強できたりしますが
やっぱり実際に見させてもらうこと以上の勉強はありませんね。
先生、看護師さん、患者さん、本当にありがとうございました。






